首に負担をかけない生活習慣

目次

1 うつむき姿勢を避ける

現代社会で首の異常が増加している最大の原因は、首の後ろの筋肉を酷使する、長時間のうつむき姿勢ではないでしょうか。様々な症状の原因となっている首こりを予防するためには、普段からうつむき姿勢にならないように工夫する、意識してうつむき姿勢を長時間しないといったことが大切です。首こりのリスクがもっとも高いパソコン・スマホ。集中しているとどうしても無意識に前かがみになってしまいます。私たち現代人は知らず知らずのうちに首を酷使しています。毎日頭を支えている首が悲鳴を上げるのも当然のことかと思います。

  • パソコン・スマホの画面は自分の目線の高さに
  • パソコン作業や家事は時間を決めて、休憩をはさむ
  • つい没頭してしまう読書やスマホはときどき仰向けて休憩を
  • ショルダーバックよりも、負荷に偏りがないリュックサックを
  • 長時間運転をしない。必ず休憩を

2 冷えによる首こりの悪化を防ぐ

冷えと首こりは密接に関係しています。体が冷えると血管が収縮し、血の巡りが悪くなります。血液がうまく流れないと酸素と栄養がいきわたらなくなります。その結果、滞留する老廃物などによって筋肉にこりや痛みなどの異常が発生してしまいます。おなかや腰、足先などは冷え対策をとっている方が多いと思いますが、首は特に意識して冷え対策をとってほしいところです。首まわりの冷えを防ぎ、温めれば、血流が促され首まわりの筋肉をほぐすことが可能です。

  • 中島鍼灸院 ‘n time ‘ の玄米カイロを使う(レンジでチンするだけの簡単温活アイテム)
  • なるべく浴槽につかる
  • お風呂上りはすぐにドライヤーをする(ついでに首も温めよう)
  • ハイネックの服などで、首元の露出を控える

3 リラックスできる時間をつくる

体をリラックスモードにするには副交感神経を優位にさせなければいけません。心と体をゆっくり休めるために1日の中で、とにかくゆったりとした落ち着いた時間を過ごすことが大切です。子育て世帯は(うちもですが)なかなかそのような時間をとるのが難しいかもしれませんが、オンとオフをうまく使い分けてしっかり休息をとって心と体を休めましょう。

  • ピアノ独奏曲は副交感神経を優位にする
  • 休日はのんびりと。日常から離れてみる
  • 美しい景色、美しい自然を見て、脳をリフレッシュ

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